初めまして!NORI PIZZA創業者の湯前です
当店にご興味を持っていただきありがとうございます。
私たち夫婦は2016年7月にたった2.3坪のプレハブだけで創業しました。
今日は私たちが
『どんな理由でお店を作り、なぜ仕事をしているか、そして何を目指しているか』
というお話を少しさせてください。
私がピッツァ専門店を始める前、
感じていた不満が沢山ありました。
・子供が居るとピッツェリアには行きづらい?
・お酒を飲みながらイタリアンでゆっくり食べたいが車の運転がある?
・ナポリピッツァやデリバリーピザは額縁が固くて食べるのがキツい?
・デリバリーピザは高い?
・繁忙期などは注文してからの待ち時間が長い?
・おしゃれな店は苦手で専門店の本物の石窯焼きピッツァを食べた事がない?
・ワインのおつまみなどで、思いついたときにすぐに本格的なピッツァを食べたい?
・石窯焼きピッツァを食べた事があるが『こんなもんか』という印象だった?
・デリバリーピザは届いたときには冷めている?
実は上記のこの問題、店を始める前の創業者の私が感じていた不満なんです。
そんな私が作ったお店だからこそ、NORI PIZZAならこの悩み全部解決できます!
創業前、田舎育ちで食べる事が大好きな私は石窯で焼いたピッツァに物凄く興味がありました。
でも石窯焼きピッツァを食べる事ができませんでした。
その理由は3つ
・おしゃれな雰囲気のピッツェリアには入りずらかった
・イタリアンなどの店員さんは男性で職人気質の怖い人ばかりのイメージを持っていた。
・初めていくにはハードルが高い気がした。
(メニュー名が分かりにくい、価格が分かりにくい、HPを見ても雰囲気重視でシステムが分かりにくい)など
とにかく、食べたいのに行きづらいイメージだったんです。私が田舎育ちだからというのもあるでしょうが、同じ感覚を感じた事のある人は多いのでは無いでしょうか?
初めての経験とは皆怖いんです。確かにおしゃれな雰囲気や、高級感は大事でしょうが私がお店として良い店だと感じるのは誰でも分かりやすく、誰でも入りやすい所だと思うんですよね。
本当の価値とは見た目ではなく使いやすさだということです!
ストーリー①ピッツァ専門店創業前の話し
ストーリー②ピッツァ専門店創業前
(念願のピッツァを初めて食べた時のお話し)
私が石窯焼きピッツァに興味を持ってから1年程経った時、やっと念願の石窯焼きピッツァを食べられる機会がありました。
それは嫁さんとの入籍記念日の時、当時私の住んでいる付近で流行っていた石窯焼きピッツァを売りにしている全面ガラス張りのレストランでした。
コース料理になっており、最後メインのピッツァが私の目の前に出できました。
私は心を躍らせ念願の石窯焼きピッツァを渾身の思いで食べた瞬間思いました
『普通のピザと味も食感も変わらないじゃないか』
今では分かるのですが、その時食べたのは石窯焼きピッツァではありませんでした。ただ石窯で焼いたピザだったようです。
本当の石窯焼きピッツァは縁が空気で膨らみ、軽い食感、外はカリッと、中はもちもちなんです。
あなたがピッツァに対して持っているあまり良く無いそのイメージ、もしかしたら間違いかもしれません
居酒屋やレストランなど片手間でピザをメニューとして出しているお店が沢山ありますが、だれもが知っている商品だからこそ売れやすく取り扱うお店が多いんです。
ですが本物のピッツァは片手間でできる様な簡単なものではありません。伸ばし方、材料の使い方、焼き方、本当に沢山のポイントがあるんです。
大量生産の工場で作っているピッツァもありますが、しっかりとした職人が伸ばすピッツァはそんな簡単に大量生産も出来ないんです。しっかりと見極めなければいけません!
ストーリー③ピッツァ専門店をオープンした時のお話し
初めて石窯焼きピザなるものを食べたそれから数ヶ月後、私たちの長男が産まれました。
結婚もして子供も産まれたし今度は家族皆でゆっくりと”本物のピッツェリア”へ石窯焼きピッツァを食べに行ってみたいねと話をしながらも子供が小さかった為、中々行けませんでした。
そして何より行ったことのない店に『子供を連れて嫌な顔されたらどうしよう』だとか、『ピッツェリアのような本格的でおしゃれな店に子供を連れて入りづらいな』だとか沢山行けない理由があったんです。
そこで思いました、なぜなんだろう『イタリアではピッツァは日本で言うラーメンの様にフランクな食べ物のはずなのに、なぜこんなにも高級思考なのだろうか、なぜこんなにも雰囲気や気高さにこだわるのだろうか、食べ物ってのは美味しければ良いはずなのに変じゃないか。なぜ日本人がイタリア語にこだわるんだとか』色んな疑問がありました。
国ごとに色んな文化があるのに変化する必要があるじゃないか。
日本人にこそ分かりやすい説明じゃいけないと思ったんです。
その時に誓いました、お客さんがイタリアの事を勉強してから来るお店ではなく誰でも一瞬で分かる様に、日本人にも分かりやすく本格的な石窯焼きピッツァを提供できる店を自分で作ろうと思ったんです。
だから私のお店の名前は
『本格窯焼きピッツァ専門店 NORI PIZZA』※通称ノリピザ
という誰でも分かる店名で、商品名も代表的なマルゲリータとマリナーラ以外は凄く簡単な名前にしているんです。
私が大事にしているのは、かっこよさなどの見た目でもなく、流行でもなく、本場の味でもありません
ただ純粋に私たち日本人が必要としている物をつくる事が重要だと思うんです。
そして私には『本物の基準』が自分の中にあるとしか思えないんです。
例えば日本のラーメンは豚骨が本場だと言う人が居れば醤油と言う人も居ると思います。
でもそれってお客さんにとってはどっちでも良い事ですよね。
だって食べたい時に好きなものを食べて一番に美味しいと思えたら、その人にとってはそれが本物なんですから。
だから私は、自分の口で食べて一番美味しいと思う食材、調理方法、食べ方にこだわってピッツァを作っています。自分がおいしいと感じないものは意地でも提供したくないんです。
それってラーメン屋さんだったら普通の事じゃないですか?
『このラーメンは味は微妙だけど本場の味だから』と言ってラーメンを作っている人を私は見た事がありません。
結局は『食べて美味しいと感じる物』がその人にとっての本物だと思うんです
だから私は、私が信じる最高の本物のピッツァを作っています
事実、材料にも一切の妥協をせず最高の食材を使用しております。
